西日本直撃へ 早めの避難行動を

大型の台風10号は強い勢力で九州・四国地方に接近し、あす夜にかけて西日本を縦断する見込みです。

太平洋沿岸はうねりを伴った波が押し寄せており、海の事故が相次いでいます。台風の接近とともに波はさらに高くなり、四国地方を中心に猛烈なしけとなる見込みです。また、高潮が発生するおそれがありますので沿岸部では浸水などにも警戒してください。お盆期間中は海のレジャーは控え、海岸付近には近づかないようにしてください。

14日(水)21時の波浪予測分布

きょうは台風の接近に伴って日本海側は山越え気流によるフェーン現象で各地で猛烈な暑さとなり、新潟県上越市で今年全国初となる40.0℃(観測史上1位)を記録しました。

今夜には九州、四国地方の太平洋側は暴風域に入り、最大瞬間風速30m/sを超える猛烈な風が吹くおそれがあります。また、台風周辺の湿った空気が流れ込むため、九州、四国、紀伊半島の南東斜面を中心に断続的に激しい雨が降り、局地的に1時間に80ミリを超える猛烈な雨が降るおそれがあります。台風本体の発達した雨雲がかかるあす15日(木)にかけて西日本では総雨量がかなり多くなり、大雨災害の危険性が極めて高くなります。土砂災害や川の氾濫、浸水などに厳重に警戒し、早めに安全なところに避難して身の安全を確保して下さい。停電に備えて懐中電灯の準備やスマートフォンや携帯電話の充電を行っておきましょう。

旅行や帰省で移動を予定されている方も多いと思いますが、西日本を発着する飛行機が一部欠航するほか、あす15日(木)は山陽新幹線やJRの在来線など多くの鉄道で運休や運転見合わせとなる見込みです。沿岸の道路でも通行止めとなる可能性があります。気象情報や交通情報をこまめに確認して柔軟な対応をお願いします。





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ABOUTこの記事をかいた人

そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。