立春を過ぎ、春がそろそろ?と思ったところに、寒波到来。西日本を中心として荒れた天気となり、大雪となる恐れも。雪道での転倒や怪我をしないよう「すべらない歩き方」についてお伝えしたいと思います。
■転倒や怪我をしないために、注意すべきこと
1 歩き方に気をつける
2 滑りやすい場所を知っておく
3 靴選びも大事です
どうやって歩けばいいの?雪道で、転ばぬ先の・・・ABC
1.歩き方のポイントは3つ
(1)歩幅は小さく・・・こうすれば重心の移動が少なく、転倒の可能性が減ります
(2)重心は前!靴の裏全体をつけて歩く・・・かかとが滑ると転倒しやすいので、重心は足先にし、地面に垂直に足を降ろすイメージです。
(3)急がず焦らず余裕を持って・・・余裕がなくなると、コツもポイントも使えません。(雪道に限らず、ではありますが)時間に余裕を持って出かけることが大事ですね。
2.滑りやすい場所ってどんなところ?
(1) 横断歩道・・・車や人がたくさん通るので雪が踏み固められやすく、タイヤの磨耗で磨かれて滑りやすい状態に。
(2) ロードヒーティングの切れ目やマンホールの上・・・ロードヒーティングのある・なしで一歩先の状況がいきなり変わることが滑りやすい原因に。
また、マンホールのある場所はくぼんでおり、慎重に歩き進めてきたペースを崩しやすい。
(3) 地下鉄・地下街の出入り口付近・・・人が多く踏み固められやすいこと、段差があることも多いので注意が必要。
(4) 車の出入りのある歩道・・・雪がタイヤに踏まれて固くなりやすい。
(5) バスやタクシーの乗降場所・・・人や車に踏み固められやすい。
(6) タイル張りゾーン・・・雪が靴裏についている状態で踏み込むととても滑りやすい。
3.どんな靴を選べば良いの?
・ベストは冬靴!・・・冬靴の条件は「滑らない」(防滑性にすぐれている)、「濡れない」(撥水性&防水性にすぐれている)、「暖かい」(保温性にすぐれている)
「冬靴」をもっていないときは、靴の裏をチェック
・ピン・金具つきの底
・深い溝のある靴
・やわらかいゴム底
・滑り止め入りゴム底
※革靴やヒールはとても危険です。安全に歩くためにも避けましょう
(2017/2/10 11:00更新)
こんにちは。キヨです。
歩き方のポイントはペンギンをイメージ?!することかもしれませんね。加えて体を守る工夫もするとよさそうです。帽子や手袋、そして暖かい服装をしておくと、万が一転んだ場合でも服がプロテクター代わりになります。「転ばぬ先の杖」の言葉のとおり、慣れない雪道はいつも以上に慎重に対策をしておくと身を守ることにつながります。ぜひ、この特集をご参考にしてみてくださいね。