笑う門には福来る〜2021年を笑って過ごそう!

お正月は楽しく過ごされましたか?新型コロナウイルスの影響で、いつもはできているはずの初詣や新年会、帰省などができずに過ごしていらっしゃる方が多いと思います。年末年始に行動制限…暗いニュースやガマンは少し厳しいけれど、こんな時こそ、必要な「笑うこと」についてお伝えしたいと思います。

笑いはこんなに大事!

■自己防衛能力=免疫力のアップ
NK細胞をご存知でしょうか。NKはnatural killer(ナチュラルキラー)、ちょっと怖い名称ですが、私たち人間の身体にもともと備わっている白血球の一種で、がん細胞や細菌などと戦って退治してくれる役目を担っていると考えられています。NK細胞は笑うことで活性化されるとされているので、自己防衛能力が高まることが期待されます。

■笑いは自律神経のバランスを整える!?
交感神経(ストレス)・副交感神経(リラックス)が交互に優位になって「自律神経」のバランスを整えてくれていることは、以前もコラムでお伝えしました。自律神経のバランスが乱れると心と身体全体に影響し、思わぬ不調につながります。
長引くコロナ疲れや閉塞感など、緊張が高まった状態が続くと交感神経が優位になりますが、笑うことで副交感神経が優位になり、ストレスホルモンの分泌が減って脳内温度が下がります。つまり、笑っていると神経のバランスが整っている状態に近づくことができるのです。

■酸素を大量に取り込んで脳を活性化
「腹式呼吸」という言葉をご存知でしょうか。起きて活動している時は意識せずに「胸式呼吸」をしていますが、ヨガなどのときは「腹式呼吸」を意識します。また、睡眠時には意識せず「腹式呼吸」になっています。リラックスしている状態の時は「腹式呼吸」、笑うと腹式呼吸になり、取り込まれる酸素の量は深呼吸の2倍、通常呼吸の3〜4倍近くにもなるといわれています。脳はストレスを受けると興奮状態になって酸素の消費量が増加→酸欠状態になりやすくなる、ということは笑って酸素を大量に取り込むことが脳にとってもかなり大事なんですね。

笑いの種類

「笑う」には下記のように3つの種類があるといわれています。
1)楽しいときや、面白い!と感じたときに出る「快の笑い」
2)コミュニケーションの場で出る「社交場の笑い」
3)緊張状態がほぐれてほっとした時などに出る「緊張緩和の笑い」

2番目のコミュニケーションの場で出る「社交場の笑い」は、ビジネスシーンや、いわゆる「お付き合い」に必要なことが多いでしょう。顔では笑っているけれど、実は心の中では…というケースも多々あることでしょう。とすると、心身にとって一番効果が高そうなのは3番目の「緊張緩和の笑い」かもしれませんが、これは意識してできることではないですし、この前に「緊張状態」が必須でついてくることになります。とすると、1番目の「楽しいとき」「面白い」を増やすことが重要かも。

■笑いやすくなるためのトレーニング

自粛やテレワークなどで人と会う機会も減り、外出もしてないから「笑う」機会が極端に少なくなった。そういえば、最近笑ったのはいつだっけ…と思っていらっしゃる方、要注意です。笑うことが大事、と頭ではわかっていても、笑うこともそう簡単ではありません。まずは笑いやすくするためのトレーニングをご紹介します。

*顔の筋肉(表情筋)をほぐそう!
口をできる限り大きく開けて「あ・い・う・え・お」のように動かす(声は出さなくてOKですが、声を出した方がやりやすいです)。鼻の下をぐ〜っと伸ばす(お〜っと声を出す)、口を横に思いっきり広げてみる(い〜っと声を出す)などなど、顔全体の筋肉を大きく動かしましょう。

*レッツ「大笑い」チャレンジ!
作り笑いなどの「演技」でもよいので、笑うという行為を1分間程度続けてやってみる。これは演技者でないとすごく大変で難しいかもしれませんが、自分が大笑いできるポイントやきっかけを掴めるかもしれません。←これができると、笑いに関しては無敵になれます。

*笑える動画・映像などを視聴しよう
お笑い番組、面白い漫画や映画、なんでもOKです。「楽しい」や「面白い」を増やすことを意識してみてください。

「福笑い」をご存知でしょうか。おかめやおたふくの顔のパーツをバラバラにして目隠しをして顔の中に配置していく遊びです。日本の伝統的な遊びのひとつで、お正月に家族で笑いあい「笑う門には福来る」と、年明けにみんなで縁起の良いスタートを、と願ったのでしょう。笑うことを敢えて意識する機会はあまりないかもしれませんが、今こんな時期だからこそ、むしろ積極的に笑ってくださいね。

(コラム担当・F)

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