西回り寒気で西日本以南は低温傾向

今年も残り1週間となりました。週末には今季一番の寒気が日本付近に流れ込み、日本海側を中心に大雪が予想されています。年末年始以降も西回りで流れ込む寒気の影響が続く見通しで、西日本を中心に低温や大雪への備えが必要になりそうです。

平均気温の傾向(1~3月)

向こう3ヶ月(1~3月)は日本付近を流れる偏西風が南に蛇行するため、沖縄・奄美地方や西日本に寒気が流れ込みやすくなるでしょう。これらの地域では例年以上に寒さが厳しくなる見込みです。一方、北日本は冬型の気圧配置が弱く寒気の影響を受けにくいため、高温傾向となるでしょう。東日本はほぼ平年並みの予想ですが、1月を中心に厳しい寒さとなる日がある見込みです。

降水量の傾向(1~3月)

向こう3ヶ月は西日本以南で冬型の気圧配置が強まることから、西日本の日本海側で雨や雪の日が多くなるでしょう。大雪や猛吹雪により車の立ち往生などが発生する可能性がありますので、最新の気象情報を確認し、無理な外出は控えるようにしてください。また、北日本は低気圧の影響を受けやすいことから、太平洋側で雨や雪の日が多くなりそうです。その他の地域では沖縄・奄美地方や西日本の太平洋側を中心に晴れる日が多く、空気の乾燥する日が多いでしょう。体調管理や火の元の管理にご注意ください。

(気象予報士:きっしー)

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