梅雨の後は酷暑のおそれ

6月19日に東北地方が梅雨入りし、梅雨のない北海道を除いた全国で梅雨入りが発表されました。今後本州付近は梅雨本番の大雨に注意が必要で、沖縄は来週後半にようやく梅雨が明ける見通しです。

平均気温の傾向(7~9月)

向こう3ヶ月(7~9月)は全国的に高温傾向となるでしょう。特に8~9月は上空の偏西風が平年より北寄りを流れる予想で、太平洋高気圧の北への張り出しが強まる見込みです。北日本を中心に高温傾向が顕著となるでしょう。その他の地域も上空のチベット高気圧が重なり、ここ数年と同様に猛暑となる所がある見込みです。熱中症や紫外線対策を万全になさってください。

降水量の傾向(7~9月)

各地の降水量の傾向は3ヶ月を通すと全国的にほぼ平年並みとなるでしょう。梅雨明け時期は沖縄・奄美では7月初め、⻄⽇本ではほぼ平年並みの7⽉15〜19⽇ごろとなる⾒通しです。一方、東・北日本は気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすいため、平年よりも曇りや雨の日が多くなり、梅雨明けが遅れる可能性があります。8~9月は北日本で天気が周期変化するものの、関東以西は平年と同様に晴れる日が多くなりそうです。

平年と昨年の梅雨明け

(気象予報士:きっしー)

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