4月9日の深夜1時半過ぎ、島根県で震度5強の地震が発生しました。夜中に突然の強い揺れを感じて恐怖だったことと思います。余震も続いており、引き続き警戒が必要です。
深夜に緊急地震速報が鳴り響いたら、あなたはどのように行動しますか? 安全を確保する・逃げるシミュレーションはできていますか?
以前(2015年3月)、ライフレンジャーが20~60代/男女700人を対象に行った「防災に関する意識調査」によると、逃げ切れる人はわずか20%という結果になりました。
■逃げ切れる or 逃げ切れない…あなたはどちら?
Q 日ごろから地震や津波の被害に備えた対策が出来ていますか?
という質問に対し、日ごろから対策を出来ていると答えた人は全体の約2割、対策をしていないと答えた人は約8割という結果になりました。
■安全な場所に避難するまでに必要な7つのこと
例)就寝中に緊急地震速報が発表されてから、安全な場所に避難するまでの行動
【※ ○ = 災害時に必要な行動 】
事前対策をしていない人ほど、震災時にやらなければならないことが多くなってしまいますね‥
①まずは落ち着く
–事前の備えの有無に関わらず、震災時にまず大切なのは落ち着いた行動をとること。
②灯りの確保
–最初の大きな揺れの発生が夜だった場合や停電などがあると、行動するには懐中電灯などが必須。
③靴をはく
–散乱した家具や割れたガラスなどがあると屋内でも足元は危険。枕元に靴の準備をしておくと◎
④身支度(防寒など)
–避難するときは動きやすい格好で。冬場は寒さ対策も重要です。また、場合によっては雨具なども必要かも。
⑤情報収集と判断
–避難時に必要なのは正しい情報。すばやい避難行動をとるために情報収集はとても大切です。
⑥防災グッズ
–地震後に思わぬ怪我などをしないよう、軍手やマスクの準備を。また、保存のきく非常食も準備できていますか。
⑦避難ルート決定
–どこに避難したらいい‥?どうやってそこまで行ったらいい‥?事前に準備が出来ているかどうかで大きな差が出るかもしれません。
「いざ!」というときにすばやく行動することが出来るよう、日ごろからの備えを万全に!
(アール)