【備忘録】忘年会で食中毒にならないための 3原則

冬に気をつけること・・・風邪、インフルエンザ、そして食中毒。食中毒の原因として最も多いのが「ノロウィルス」です。これからの季節、特に注意が必要な食中毒について、データを参考にしながら予防策と気をつけるべきポイントを再度お伝えしたいと思います。

▼冬は圧倒的に食中毒の件数が多い!
下記のグラフをご覧ください。12月~1月の発生件数が飛びぬけて多いことがお分かりいただけると思います。

食中毒にかかってしまう原因はケースバイケースだと思います。日ごろの手洗いや消毒・殺菌関連のことはもちろんですが「夏場は腐りやすいからよく火を通しておこう」「冬は少々のことなら大丈夫」というご自身の注意意識の差もあるかもしれません。いずれにしても、食中毒を引き起こす原因について正しく知ることが、自分の身を守ることにつながることは間違いないでしょう。

▼こわいのはコレ!菌別発生数・食中毒の原因トップ3は…
円グラフを見ていただくとわかるように、一番多いのが「ノロウイルス」で全体の4割を超えるほどです。次にカンピロバクター、黄色ブドウ球菌、サルモネラ菌と続きます。食品そのものにいるんだったら、例えば食品として売られる前になんとかできないものなのかしら?と思いましたが、人間のお腹の中にもたくさんの微生物がいるように、動物や魚のお腹の中にも普通に微生物がいて活動している、というのは納得がいく話です。けれども微生物、見た目で判断できないとなるとどう防御すればよいのやら。

▼微生物の特徴

1位:ノロウイルス
特徴:食品中では増えず、人の腸管内でのみ増殖。少量のウイルスでも感染し、感染した人のふん便には症状の有無に関わらず大量のウイルスがふくまれる。
対策:調理する人は丁寧な手洗いを!食品は十分に加熱しウイルスを不活化(殺菌)する

2位:カンピロバクター
特徴:牛・豚・鶏の腸管内に存在。少量の菌数でも発症する。熱や乾燥に弱い。
対策:加熱調理したものを食べるようにする。器具や手指を介して生野菜などに二次汚染したことが原因と考えられる事例もあるため、生肉を取り扱った後の手洗いや調理器具の洗浄・消毒を徹底する。

3位:黄色ブドウ球菌
特徴:人や動物の皮ふ・鼻粘膜・化膿巣(傷口)などに存在。食品中で増殖する際に毒素を産生する。毒素は100℃30分の加熱でも分解されない
対策:十分な手洗いと手袋などを使用すること。特に手指に傷や化膿巣があるときは、直接食品を取り扱う作業を避ける。

少しの菌でも感染するとか、高温で加熱しても分解されない毒とか、怖すぎますよね。できる限りの殺菌・消毒、手洗いも徹底を心がけましょう

■徹底的に予防が大事!何をすれば良い?
まずは、食中毒予防の三原則。もう「当たり前」のことばかりですが、意外なところで「菌を手にいっぱいつけたまま」何かをしている可能性が!…そう、スマホの操作。あらゆる場所で操作するスマホ、トイレで使ったりしてませんか? 菌の温床になってしまう可能性もありますので、こまめに拭く、食事の前には丁寧に手を洗うなど徹底してくださいね。特に指と指の間など菌がたまりやすい・洗い残しやすい場所などにも留意するよう心がけましょう。

■食中毒予防の三原則を徹底!

・ 微生物を「つけない」
*他の食品からの汚染を防止
*手洗いの徹底、素手で食品を触らない
*調理器具の洗浄、消毒を徹底する

・ 微生物を「ふやさない」
* 冷蔵保存は10度以下
* 温蔵は65度以上!

・ 微生物を「やっつける」
*十分に加熱する(75度以上で60秒以上)※二枚貝は85〜90度で90秒以上

調理の前には手を良く洗う、消毒する。例えばおむすびを作るときにはビニール手袋を着用するなど、できることはたくさんありそうです。

■参考:東京都 福祉保健局 健康安全研究センター
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/anzenjoho_index.html


こんにちは、アールです。今週末にはもう12月!忘年会のシーズンですね。忘年会と言えばいろんな思い出が…飲みすぎはともかく、食中毒には本当に本当に気をつけたいと思います。手洗い・うがいはマメにしっかりと。身体が弱っているなあと感じたら無理はせず、多めに休養をとるなどしてください。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

編集部の尻叩き役としてやってきたが、年齢を省みず過酷な階段降りにチャレンジしてお尻の筋肉を痛める。あまり知られていない秘境的な場所に旅することが大好きで、数奇な気象現象と出会っているが、その貴重さを理解できていない。料理の腕はイマイチだが魚をさばくことが趣味。多肉植物中毒。