寒の入りでも寒さ続かず

1月6日は二十四節気の小寒(しょうかん)。「寒の入り」とも言われ、これからさらに寒さが厳しくなる頃とされています。今朝(6日)は寒の入りらしく各地で冷え込みが強まって東京都心でも最低気温0℃を観測しましたが、この先は一転して暖かい空気に覆われやすくなるため、融雪災害に注意が必要になりそうです。

平均気温の傾向(1/7~2/6)

向こう1ヶ月(1/7~2/6)は日本付近では冬型の気圧配置になりにくく、関東以西を中心に高温傾向となるでしょう。特に1月中旬にかけて暖かい空気が流れ込みやすくなる予想ですので、積雪地帯では落雪や雪崩などにご注意ください。1月下旬になると各地で寒気の影響を受けやすくなり、平年並みの気温となる見通しです。

降水量の傾向(1/7~2/6)

向こう1ヶ月は移動性高気圧に覆われやすいことから、日本海側は平年よりも雪の日が少なく、北陸では少雨傾向となるでしょう。太平洋側は平年と同様に晴れる日が多く、空気の乾燥する日が続く見通しです。体調管理や火の元の管理にご注意ください。

(気象予報士:きっしー)

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