冬の訪れ遅れる

11月22日は二十四節気の小雪(しょうせつ)。北国から雪の便りが届く頃とされています。暦通り北日本の各地から初雪の便りが届いているものの、平年より遅れている地域が多く本格的な冬の訪れはまだ先となりそうです。

平均気温の傾向(11/19~12/18)

向こう1ヶ月(11/19~12/18)はカムチャツカ半島の東で平年より気圧が高く、日本付近は冬型の気圧配置になりにくい見込みです。寒気の影響を受けにくいため、全国的に高温傾向となるでしょう。特に11月中は北日本を中心に平年より気温がかなり高い見込みです。予報が更新されるたびに寒さが後ろ倒しになっていますが、この先一時的に強い寒気が流れ込む可能性がありますので、油断せず万全の雪・寒さ対策をなさってください。

降水量の傾向(11/19~12/18)

向こう1ヶ月は低気圧や前線の影響を受けやすいため、西~北日本の太平洋側で多雨傾向となるでしょう。日本海側は平年並みの降水量となる見込みですが、高温傾向となりますので降雪量は平年より少なくなりそうです。

(気象予報士:きっしー)

シェア!