西日本中心に寒暖差大きく

11月7日は二十四節気の立冬(りっとう)。暦の上では冬が始まります。3日は北海道稚内で平年より15日遅い初雪が観測され、4日には旭川、函館、網走からも平年より遅い初雪の便りが届きました。この先は一時的に気温の高い時期があるものの、季節は着実に進んでいきそうです。

平均気温の傾向(11/5~12/4)

向こう1ヶ月(11/5~12/4)は暖かい空気が流れ込む影響で11月中頃に関東以西は高温傾向となる時期があるものの、その後は寒気が流れ込む見通しです。そのため、西日本を中心に寒暖差の大きな1ヶ月となるでしょう。体調管理にご注意ください。

降水量の傾向(11/5~12/4)

向こう1ヶ月は全国的に平年並みの降水量となるでしょう。日本海側はしぐれる日が多く、北日本では雪の日が多くなる見込みです。北海道だけでなく東北各地からも初雪の便りが届くようになるでしょう。早めの雪対策をなさってください。一方、太平洋側は平年と同様に晴れる日が多い見込みです。

(気象予報士:きっしー)

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