暖秋傾向続く

西日本を中心に厳しい残暑となっており、15日には日最高気温が長崎県口之津で36.5℃、熊本県水俣で35.6℃を記録しそれぞれ9月1位の値を更新しました。この先もなかなか暑さが収まらず、紅葉の色づきは遅れる所がありそうです。

平均気温の傾向(9/17~10/16)

向こう1ヶ月(9/17~10/16)は暖かい空気が流れ込みやすいため、九州から北海道では高温傾向となるでしょう。例年以上に暑さが長引くため、9月後半になっても熱中症対策が欠かせません。一方、沖縄・奄美地方は気圧の谷や寒気の影響を受けやすく、9月中は平年より気温が低くなる日がある見込みです。

降水量の傾向(9/17~10/16)

向こう1ヶ月の降水量は台風14号などの影響で全国的に多雨傾向となるでしょう。連休中レジャーなどを予定されている方も多いと思いますが、最新の気象情報を確認し、予定変更も考慮しておきましょう。また、今後も新たな熱帯低気圧や台風が発生・接近し、各地で大荒れの天気となる可能性がありますので、万全の大雨・暴風対策をなさってください。

(気象予報士:きっしー)

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