2月19日は二十四節気の雨水(うすい)。雪が雨に変わり雪解けが始まる頃とされています。来週は暦通りとはいかず厳しい寒さが予想されるものの、月末以降は三寒四温を繰り返しながら北日本を中心に春めいていく見込みです。
来週にかけて厳しい寒さが続く見通しですが、月末からは大陸からの寒気の流れ込みが弱まり、向こう1ヶ月(2/19~3/18)は北日本を中心とした高温傾向となるでしょう。寒さが一段落し春の訪れが感じられるものの、花粉が飛びやすくなりますので注意が必要です。また、積雪地帯は融雪や雪崩が発生しやすくなりますのでご注意ください。
向こう1ヶ月は冬型の気圧配置になりにくいことから、北日本の日本海側は雪や雨の日が少ないでしょう。一方、関東以西の太平洋側は低気圧や前線の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多くなりそうです。
15日に北陸地方で今年全国初となる春一番が観測されました。発達した低気圧が日本海を進んだ場合は各地で春一番のような強風が吹き、太平洋側を中心に大雨となるおそれがありますのでご注意ください。
(気象予報士:きっしー)