2月4日は二十四節気の立春(りっしゅん)。暦の上では春を迎えますが、この先1ヶ月(2/5~3/4)は前半まで厳しい寒さが続きそうです。
日本付近は2月上旬まで強い寒気が流れ込みやすいため全国的に低温傾向となるでしょう。その後は各地で寒さが緩んでいき、2月下旬になると北日本を中心に高温傾向に転じる見込みです。西・東日本ではすでにスギ花粉が飛んでいる所があり、気温の上昇とともに飛散量が多くなりますので早めの対策をなさってください。
2月上旬までは日本海側は広い範囲で雪や雨の日が多いでしょう。2月下旬になると徐々に暖気が優勢になるため北日本でも雪ではなく雨の日が多くなる見込みです。積雪の多い地域では融雪が進んでいくため雪崩などにご注意ください。南西諸島は前線や湿った空気の影響で向こう1ヶ月は曇りや雨の日が多くなるでしょう。西・東日本の太平洋側は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
(気象予報士:きっしー)