東・北日本中心に寒さ厳しく

一年の中でも最も寒さが厳しいこの時期、昨年の2月は強い寒気の流入が長続きせず、2月の平均気温が各地で平年より2℃前後高くなるなど暖かい日が続きました。ただ、今年は2月上旬を中心に寒気が流れ込みやすくなるため、昨年より一層寒く感じられそうです。

平均気温の傾向(1/29~2/28)

向こう1ヶ月(1/29~2/28)は2月上旬まで東・北日本を中心に寒気の影響を受けやすく、厳しい寒さとなるでしょう。その後は全国的に平年並みの気温となる見込みです。寒さはまだまだ続きそうですが、2月中旬からは少しずつ春の兆しが感じられるようになるでしょう。

降水量の傾向(1/29~2/28)

向こう1ヶ月は沖縄・奄美地方で低気圧や湿った空気の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多くなる見込みです。一方、北日本の太平洋側は低気圧の影響を受けにくいため、晴れの日が多くなるでしょう。その他の地域は平年と同様の天候となる見通しで、南岸低気圧により東日本の太平洋側でも雪が降る可能性がありますので、最新の気象情報にご注意ください。

(気象予報士:きっしー)

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