12月中頃まで高温傾向

12月7日は二十四節気の大雪(たいせつ)。平野部でも雪が降り本格的な冬が到来する頃とされています。これまでの予報では暦通り12月初めごろから寒さが強まる見込みでしたが、最新の1ヶ月予報では12月中頃まで暖かい日が続く見通しに変わりました。ただ、年末年始は急に寒さが強まる見通しです。

平均気温の傾向(12/4~1/3)

降水量の傾向(12/4~1/3)

向こう1ヶ月(12/4~1/3)は日本付近への寒気の流れ込みが弱く、東・北日本を中心に高温傾向となるでしょう。特に12月中頃までは全国的に平年よりも気温がかなり高くなる見込みです。冬型の気圧配置になりにくいことから、西・東日本の日本海側は曇りや雨(雪)の日が少なく、北日本の日本海側では積雪も少なくなるでしょう。

ただ、12月下旬からは寒気が流れ込みやすくなり、年末年始にかけて各地で真冬の寒さとなる見込みです。気温の変化が大きくなりそうですので、体調管理などにご注意ください。
また、日本海側では急にまとまった雪が降る可能性がありますので、日々の気象情報をチェックして「ドカ雪」への備えはしておきましょう。

(気象予報士:きっしー)

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