オホーツク海高気圧の影響がしぶとく残り、今週も東・北日本で肌寒い日が続きましたが、きょう10日は蒸し暑さがぶり返してきました。この先1ヶ月（9/11～10/10）は西の地域ほど残暑が長引く見込みで、全国的に秋らしくなるのはもう少し先のようです。
平均気温の傾向（9/11～10/10）
向こう1ヶ月は太平洋高気圧の西への張り出しが強く、南西諸島から西日本は暖かい空気が流れ込みやすくなるでしょう。特に沖縄・奄美地方はこの先2週間は気温がかなり高くなる可能性があるため、熱中症や農作物の管理にご注意ください。
一方、その他の地域は次第に秋らしさが感じられ、朝晩と日中の寒暖差が大きい日が増えてきそうです。
降水量の傾向（9/11～10/10）
向こう1ヶ月は沖縄・奄美地方を中心に台風や秋雨前線の影響を受けやすく、降水量が多くなる可能性があります。西日本から関東甲信は平年並みの降水量となる見通しですが、台風の動向や前線の位置によっては大雨になる可能性がありますので、最新の気象情報にご留意ください。北陸以北は天気が周期変化するものの、高気圧に覆われる日が多く、少雨傾向となる見通しです。
（気象予報士：きっしー）
