11月中頃から冬の気配強まる

今週(10/25~)は熱帯域の対流活動が活発で、台風18号、19号、20号が続々と発生しました。10月の台風発生数は観測史上最多タイの7個となっています。一方、大陸からは強い寒気が日本付近にたびたび流れ込むようになって秋の深まりが感じられます。

この先1ヶ月(10/31~11/30)は全国的に高温傾向となりますが、11月中頃からは北日本を中心に冬を感じる日が多くなりそうです。

平均気温の傾向(10/31~11/30)

向こう1ヶ月は暖かい空気に覆われやすいため、全国的に高温傾向となるでしょう。ただ、11月中頃からは北日本で冬型の気圧配置が強まる可能性があるため、日中でも厚手のコートが必要になる見込みです。

降水量の傾向(10/31~11/30)

向こう1ヶ月の降水量は全国的にほぼ平年並みとなる見込みです。季節の歩みはゆっくりですが、強い寒気が南下するタイミングで、日本海側は雪が降ることがありそうです。北日本のほか、西・東日本の山沿いでも積雪や路面凍結の可能性が出てきますので、峠道での車の運転は慎重になさってください。

(気象予報士:きっしー)

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