肌寒さ一転、全国的に高温傾向に

今週はオホーツク海高気圧や低気圧の影響で東日本から東北地方は曇りや雨の日が多く、関東地方でも最高気温が20℃に届かない日が続きました。ただ、この「梅雨の走り」のような天気は次第に解消に向かい、この先1ヶ月(5/23~6/22)は全国的に暑くなりそうです。

平均気温の傾向(5/23~6/22)

向こう1ヶ月は日本の南から太平洋高気圧が張り出すため、沖縄・奄美地方から本州付近に暖かい空気が流れ込みやすく、平均気温は全国的に平年より高い見込みです。特に北日本は5月末から気温がかなり高くなる予想となっており、農作物の管理に注意が必要です。

また、今年は例年とは違い、外出自粛により体が暑さに慣れていない方が多いと思われますので、いつも以上に熱中症に注意してこまめに水分補給を行うようにしてください。

降水量の傾向(5/23~6/22)

梅雨前線は5月末から6月初めにかけて、本州の南まで北上し、西日本も梅雨の季節が始まる見通しです。

沖縄・奄美地方と西日本は梅雨前線や湿った空気の影響で、向こう1ヶ月の降水量が平年並みか多い予想となっています。東・北日本の降水量は平年並みで、6月上旬から中旬にかけては東日本や東北地方も続々と梅雨入りする予想となっています。エアコンの除湿機能を使う、除湿剤を用意する等の湿気対策をすると良いでしょう。

(きっしー)

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