10月に入りましたが、本州付近は暖かな空気に覆われて季節外れの暑さが続き、きょう4日(金)も静岡県や山梨県などで真夏日を記録しました。本格的な秋の訪れはいつから？今年の紅葉はどうなるでしょうか？
向こう1ヶ月(10/5～11/4)の天候の見通しをお伝えいたします。
平均気温の傾向(10/5～11/4)
上空を流れる偏西風が平年より北に蛇行するとみられ、日本付近は寒気の影響を受けにくく、向こう1ヶ月も全国的に気温は平年より高くなる見込みです。特に10月中旬は九州南部から東海地方で気温が高くなりやすいでしょう。北日本は寒気の影響を受ける時期があるものの一時的で平年並みか高い気温となりそうです。
この時期、気になるのは紅葉ですが、今年は葉の色づきが平年より遅くなりそうです。一方、北日本では見ごろを迎えた地域もありますので、紅葉情報をチェックし、お出かけの計画をしてみてはいかがでしょうか？
また、先月からインフルエンザが異例の早さで流行しているとの情報もニュースになっていますので、外から帰ってきた際は手洗い・うがいを徹底し、万全の対策をなさってください。
降水量の傾向(10/5～11/4)
向こう1ヶ月の降水量は全国的に平年並みの見込みです。しかし、日本の南では10月でも台風発生の可能性はあり(平年で3.6個)、また、偏西風が北に蛇行していることから日本付近に接近しやすく注意が必要です。
(きっしー)
