【10/4 朝イチ!】台風くずれの低気圧、発達したまま北日本へ

今日は、台風第18号から変わった発達した低気圧が日本海から東北地方に近づくでしょう。このため、東~北日本の広い範囲で風雨が強まり大荒れの天気となりそうです。特に、低気圧の進路上にあたる北陸から東北の日本海側では非常に強い風が吹き、海上はしける見込みです。暴風雨や高波に警戒が必要です。交通機関のダイヤ乱れが発生する可能性もありますので、お出かけの方は、交通情報のチェックをお忘れなく。一方、西日本から沖縄にかけては高気圧に覆われ概ね晴れるでしょう。

10/4(金)09時の予想天気図

海上の風と波の予想12時

日中の最高気温は、北海道の一部をのぞき平年を上回る予想です。北海道では日中は20℃を割り込むところが多くなり、日差しもないため肌寒く感じられるでしょう。一方、東北南部では25℃前後の所が多く、関東から沖縄にかけては30℃以上の真夏日となる地点もあり、厳しい暑さが続く見込みです。熱中症などの健康管理にご注意ください。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

各地で風雨が強まり、大荒れの天気となるでしょう。日本海側を中心に台風並みの非常に強い風が吹き、横殴りの雨となる所もありそうです。東北の日本海側から道東にかけては大雨による土砂災害・低地の浸水、河川の増水に警戒し、東北は大気の状態が不安定となるため、急な激しい雨や落雷・突風にも注意して下さい。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、北海道では16℃~19℃位のところが多くなりますが、道南では20℃~21℃まで上がるでしょう。東北は、北部で21℃~23℃、南部では25℃前後の予想です。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

各地で雨や曇りとなり、東海から関東甲信にかけては午前中を中心に一時雷を伴い非常に激しく降るおそれがあります。通勤・通学時間帯の急な強い雨や落雷・竜巻などの激しい突風にご注意ください。午後になると関東では日差しが戻りますが、雨の範囲は北陸周辺の日本海側に移るでしょう。沿岸部を中心に南寄りの風が非常に強く吹き、海上はしける見込みです。強風や高波による越波にご注意ください。

降水分布予想09時・15時

台風が持ち込んだ暖かく湿った空気と南寄りの強風の影響で、気温は平年をかなり上回るでしょう。日中の気温は、北陸では25℃前後、他は27℃~30℃まで上がり、半袖がまだ仕舞えない蒸し暑さとなりそうです。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

高気圧に覆われて秋晴れにめぐまれる所が多いでしょう。ただ、日本海側では雲が広がりやすく、午前中を中心に弱い雨が残る所もありそうです。また、九州の内陸部や山沿いでは午後から湿った空気の影響で雲が多くなり、一部ではにわか雨の所もあるでしょう。

気象衛星雲画像03時

日中の最高気温は、近畿地方北部から山陰では25℃前後、他は27℃以上で九州と四国では30℃前後まで上がり、厳しい暑さとなりそうです。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

高気圧に覆われ、青空が広がる所が多くなりますが、沖縄本島では雲が多めでしょう。ただ、天気の大きな崩れはなさそうです。

各地の天気と気温

日中の最高気温は30℃前後の予想です。

(むらさめ)

 

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