北日本・北陸 雪や雨の日が続く

冬型の気圧配置は今夜(8日)にかけて次第に緩みますが、日本海から気圧の谷が近づくため、北日本や北陸は週末も雪や雨の降りやすい天気が続き、北日本の太平洋側も天気が崩れるでしょう。11日(日)は再び冬型の気圧配置となり日本海側では吹雪くところがありそうです。二十四節気の「大雪(たいせつ)」に入り、本格的な雪のシーズンとなりました。雪崩や落雪、積雪や路面凍結によるスリップ事故に十分ご注意ください。

関東~九州地方は高気圧に覆われ、あす9日(金)にかけて晴れるところが多いでしょう。朝の冷え込みが強まり初霜や初氷の便りが各地から届くようになりましたが、週末はこの時期としては気温が高くなり、冷え込みは緩む見込みです。

10日(土)09時の予想天気図

日本付近は気圧の谷に

週末は西・東日本も気圧の谷の影響で天気の崩れるところがありそうです。10日(土)は西日本~東海地方の太平洋側を中心に、11日(日)は関東地方や西日本日本海側で曇りや雨のところがある見込みです。

また、沖縄・奄美地方は前線や湿った空気の影響で週末にかけて曇りや雨となり、9日(金)から10日(土)にかけて発達した雨雲が流れ込み、雷を伴って雨脚が強まるおそれがあります。海上を中心に風が強く、波の高い状態が続く見込みです。

(気象予報士:みやっち)

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