立夏を迎えて暦の上で夏が始まり、沖縄地方では暑くジメジメした季節に入りました。本州付近はきょう5日（こどもの日）も青空が広がり、各地で汗ばむ陽気となっています。こまめな水分補給と休憩、紫外線対策もしっかりと行いましょう。また、お弁当など食品の取り扱いにもご注意ください。
西・東日本は週末にかけて概ね晴れて夏日（日最高気温が25℃以上）になるところが多いでしょう。朝晩との気温差が大きいので調節しやすい服装でお出かけください。山沿いを中心に局地的ににわか雨や雷雨となる可能性がありますので、特に山や川のレジャーにお出かけの方は空模様の変化にお気をつけ下さい。
上流部の雨にもご注意を
北日本もあす6日(金)にかけて広く晴れ、日中は気温が上がり7月並みの暑さとなるところもあるでしょう。7日(土)午後から8日(日)午前中にかけては寒冷前線が通過し、天気が崩れる見込みです。北海道では雨脚の強まる時間がありそうです。前線が通過した後は上空に寒気が入り、暑さはいったん落ち着く見込みです。気温のアップダウンが大きくなりますので体調管理にご注意ください。
7日(土) 09時の予想天気図
↑南海上に梅雨前線、北日本に寒冷前線が近づく
沖縄・奄美地方はあす6日(金)にかけて前線による活発な雨雲がかかり、雨脚の強まるところもあるでしょう。週末は先島諸島を中心に雨となる見込みで、沖縄本島地方や奄美地方もスッキリしない天気が続く見込みです。気温や湿度が上がり、細菌性の食中毒に注意が必要な時期に入ります。食品の取り扱いなどにご注意ください。
（気象予報士：みやっち）
