台風1号は15日(金)朝から昼過ぎにかけて小笠原諸島に最も接近する見込みです。小笠原諸島では雨や風が強まり、海上は猛烈なシケとなる見込みです。暴風や高波、大雨による土砂災害などに警戒し、崖などの急な斜面から離れた頑丈な建物の中で身の安全を確保して下さい。
また、北～西日本の太平洋側や南西諸島にもうねりが届き、週末にかけて伊豆諸島や関東沿岸部を中心に波が高くなりますので、十分注意して下さい。
本州付近には春と初夏の空気を分ける前線が横たわり、前線に伴う雨雲が帯状に広がっています。九州～東北地方は15日(金)にかけて雨が降りやすく、局地的に雨脚の強まるところもあるでしょう。
ただ、この土日は移動性高気圧が本州付近を進むため、西から天気は回復するでしょう。16日(土)は西日本を中心に晴れ間が広がる見込みです。17日(日)は東海地方で雨雲が広がる可能性がありますが、全国的に晴れてお出かけ日和となりそうです。
ここ数日の季節外れの暑さから一転し、きょう(14日)は大幅に気温が下がり空気が冷たく感じられますが、週末にかけて徐々に気温は上がりこの時期らしい暖かさに戻る見込みです。服装で上手に調節して体調を崩さないようにご注意ください。
（気象予報士：みやっち）
