上空に強い寒気を伴った気圧の谷が北・東日本を通過するため、9日(金)にかけて大気の状態が不安定となるでしょう。
9日(金)09時の予想天気図
↑寒気を伴った低気圧が北日本を通過
北陸や北日本は9日(金)にかけて断続的に雪や雨が降る見込みです。山沿いを中心に積雪する可能性もありますので、車の運転などはご注意ください。また、関東から近畿、中国地方もきょう8日(木)午後はにわか雨や雷雨となるところがありそうです。洗濯物を外干しされている方は空模様の変化に注意し、早めに取り込んでおきましょう。
10日(土)09時の予想天気図
↑高気圧に覆われて広く穏やかな晴れ
10日(土)は高気圧に覆われるため、北～西日本は広く穏やかに晴れる見込みです。地上付近に残る冷たい空気と放射冷却効果で朝晩は冷え込みが強まりますので、体調を崩さないように気をつけましょう。11日(日)も北・東日本を中心に広く晴れる見込みですが、西日本は湿った空気の影響で次第に雲が広がる見通しです。
11日(日)09時の予想天気図
↑引き続き晴れも西から雲広がる
沖縄・奄美地方は高気圧後面の湿った空気の影響で週末にかけて雲が広がりやすく、先島諸島を中心に雨の降るところがあるでしょう。北東または東の風が強く次第に波が高くなる見込みです。海上や沿岸部ではうねりを伴った高波にご注意ください。
（気象予報士：みやっち）
