梅雨前線本州付近で活発に

台風3号は日本から離れていきますが、本州付近には熱帯起源の暖湿な空気が流れ込んでおり、大気の不安定な状態が続きます。きょう(28日)午後は所々で雨雲が発達し、雷を伴って局地的に激しい雨が降るおそれがあります。天気の急変にご注意ください。

6月30日(日)正午の予想降水域

週末土日は梅雨前線の活発な雨雲が日本海側から南下し、西〜東日本の広範囲でまとまった雨となる見込みです。気象情報や防災情報を積極的に収集・活用して早めの避難行動につなげてください。また、西日本や東日本は陽射しがなくても30℃前後まで気温が上がる予想で蒸し暑さのレベルがパワーアップします。熱中症にはくれぐれもお気をつけください。

一方、沖縄・奄美地方は太平洋高気圧が張り出して土曜日以降は晴れる日が多くなる見通しです。そのため、奄美地方は平年並みの梅雨明け、沖縄地方は平年より1週間ほど遅い梅雨明けとなりそうです。