厳しい寒さにもようやく終わりが見えてきて、今週末からは春の陽気となる所が多くなりそうです。
この先春(3~5月)にかけては北日本を中心に高温傾向となる見通しですので、積雪の多い地域では落雪や雪崩にご注意ください。
その後、夏(6~8月)にかけては全国的に暖かい日が多く、今年の夏も厳しい暑さになりそうです。太平洋高気圧に加え、チベット高気圧も日本付近に張り出しを強める予想となっており、40℃を超えるような危険な暑さとなる日が出てくるおそれがありますので、熱中症には十分ご注意ください。
全国的に梅雨の時期(沖縄・奄美地方は5~6月、西~北日本は6~7月)は平年と同様に曇りや雨の日が多くなるでしょう。降水量は期間を通して全国的に平年並みとなる見込みですが、昨年の熱海での大規模な土砂災害のように、この時期は毎年のように災害が発生しています。油断せずに日頃からハザードマップの確認や備蓄品を確保するなどの災害に対する意識づけが大切です。
(気象予報士:きっしー)