春へまっしぐら、十分な花粉対策を

今週の天気のポイント
・小笠原諸島で大雨に注意が必要
・後半に向けて暖かさが増してくる
・花粉対策を万全に

冬型の気圧配置は次第に緩み、本州付近は周期的に高気圧に覆われます。

予想天気図(7日~13日)

北日本の日本海側や北陸は雲が広がりやすく、週の後半に雨か雪が降る日もありますが日差しの届く日が多くなるでしょう。比較的穏やかな天気が続く見込みで、春はゆっくり近づいてきます。
北日本の太平洋側、関東甲信や東海、西日本は晴れる日が多くなるでしょう。関東では8日(火)に雨が降るかもしれませんので、今後の天気予報の変化を確認して折り畳み傘などの準備をしてください。
沖縄や奄美は、7日(月)に降り出す雨は8日(火)にやみ、その後は週末にかけておおむね晴れる日が多くなる見込みです。
なお、前線を伴った低気圧が通過する小笠原諸島は、8日(火)に大雨となるおそれがありますのでご注意ください。

週の後半に向けて日中の気温は高くなります。最高気温は北海道で10℃近くまで上がる所もあり、東京、名古屋、大阪、福岡など東日本から西日本では20℃まで上がる地域もあるでしょう。ただし穏やかに晴れた日の朝は放射冷却の効果が強まるため冷え込みます。朝晩と日中の大きな気温差で体調を崩さないよう気をつけてください。

また東日本太平洋側、西日本ではスギ花粉が非常に多く飛散する地域もあります。外出から帰るときは服をはたいて花粉を落とす、また花粉情報を確認して飛散量が多い日の洗濯物は室内干しにするなど対策をしましょう。

積雪の多い地域では、なだれや融雪による浸水などに注意が必要な時期になります。

 

(気象予報士:たけねこ)

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