今週の天気のポイント
・台風6号が接近する南西諸島は次第に荒れる天気に警戒
・本格的な夏到来、厳しい暑さと紫外線の対策を十分に!
台風6号が発生しています。今後台風は強い勢力まで発達しながら南西諸島に進む見込みで、沖縄~奄美は21日(水)にかけて大雨や暴風に警戒が必要です。また海は警報級の波の高さが予想されるため、海上や海岸付近は高波に警戒してください。鹿児島や宮崎など九州南部の海域も波が高い状態となります。海の交通への影響が大きいためフェリーなど利用される方は、運航状況を確認して予定の変更など検討してください。
台風6号の予想進路
先週から大雨が続いていた宮崎など九州南部や四国の太平洋側は、次第に晴れ間が戻ってきます。四国地方もようやく梅雨明けを迎えられそうです。そのほか中国地方など西日本で週明けに雲が多い所も、20日(火)以降は晴れる日が多いでしょう。東日本~北日本も晴れて夏空が広がる日が多くなりそうです。
さて気になる天気ですが、太平洋側は晴れ間が広がるものの、雲も出やすくなりそうです。東日本~北日本は上空に冷たい空気が流れ込むため、気温が高くなる午後は大気の状態が不安定に。内陸部や山沿いを中心に、急に雨が強まり雷雨となるおそれがありますので、天気の急変に注意してください。
先週は各地で続々と平年よりも早い梅雨明け。梅雨のない北海道のほかで梅雨明けしていないのは四国だけとなりました。いよいよ本格的な夏の到来です。
先週末に7月としては記録的な暑さの所もあった北海道を初め、北日本の非常に厳しい暑さは一段落しますが、それでも気温の高い状態が続きます。東日本~西日本では真夏日が続き最高気温が35℃を超える猛暑日の所も。沖縄は台風が通過した後に夏の暑さが戻ってきます。都市部を中心に熱帯夜の所もあるため、昼夜問わず適切にエアコンを使用するなど熱中症の対策を。外出の際は紫外線対策も忘れずに。
(気象予報士:たけねこ)