週初めは大雪に注意、週の後半に向けて花粉対策を

◆今週の天気のポイント
・週初めは北日本や北陸で大雪の恐れあり、交通障害や雪崩に注意。
・週の前半は冬の寒さだが、後半は春の兆しを感じる。
・春の兆しは花粉の兆し。本格飛散に備えて対策を。

今週は11日(木)建国記念の日にかけて、北日本中心の冬型の気圧配置が続く見込みです。特に8日(月)～9日(火)には強い寒気が南下するため北日本や北陸で大雪の恐れがあります。風も強まりふぶく所があるでしょう。大雪や風雪による交通障害に注意が必要です。気象情報ととともに最新の交通情報もあわせて確認しておくと安心です。週初めは近畿北部や山陰など西日本の日本海側でも雪が降る所がある見込みです。東北の太平洋側や東海、近畿の一部でも雪や雨がちらつくでしょう。また、全国的に風が強まり波も高くなります。強風と高波に気を付けて下さい。

↓8日(月)～11日(木)の予想気圧配置↓

北日本の日本海側や北陸は大雪や風雪に注意

その他の所は太平洋側を中心におおむね晴れて空気が乾燥する日が続く見込みです。火の取り扱いには十分注意し、お肌のケアも念入りに。

12日(金)ごろから冬型が緩み北日本の日本海側や北陸にも日差しが届くでしょう。雪崩や屋根からの落雪に注意しながら日差しを有効に活用して下さい。しかし、西日本の天気は早くも下り坂。南の海上の前線や低気圧の影響で雨の降る所がある見込みです。13日(土)は西日本や東日本の太平洋側で雨や雪が降るでしょう。

↓13日(土)の予想気圧配置↓

西日本や東日本の太平洋側で雨や雪

沖縄や奄美は、週の前半は高気圧に覆われておおむね晴れますが、週の後半から低気圧や前線の影響で雨が降る見込みです。後半は荒れた天気になる恐れがありますので注意して下さい。

週の前半と後半で気温差が大きい

週の初めは気温が低めです。西日本や東日本でも最高気温が10℃に届かない所があるでしょう。冬型の強まる週の初めは冷たい風も吹くためより一層寒く感じられそうです。真冬と同じようなしっかりとした防寒対策を。週の半ばごろから週末にかけては気温が上がっていきます。3月下旬から4月上旬並みと桜の咲くころの気温となる所もある見込みです。寒暖差が大きいので体調を崩さないよう注意して下さい。

そして、気温の上昇で春の兆しを感じ始めると心配なのが花粉です。関東以西の地方ではすでに飛び始めている所もあり、週末にかけて花粉の本格飛散が始まる時期になります。症状のでる方は花粉を家に持ち込まないように対策を立てましょう。洗濯物の外干しは避け、家に入る前に花粉を払うことの他、外出時の帽子やメガネの着用も有効です。

また、天気によって花粉の飛びやすい日があります。最新の気象情報を確認してその日に合わせた花粉対策を行いましょう。