週明けと週末は北日本で荒れた天気、寒暖差にも注意

◆今週の天気のポイント
・16日(月)~17日(火)と21日(土)は北日本で風が強まる、標高の高い所は積雪に注意
・20日(金)は、短時間に降る強い雨に注意
・寒暖差が大きいため体調管理に注意

週明けの16日(月)は、発達する低気圧の影響で北日本は雨の降る所が多いでしょう。雨や風が強まるため注意が必要です。16日(月)夜~17日(火)は、上空にこの時期としては強い寒気が流れ込むため、北海道の標高の高い所では雪が降り積雪となる見込みです。車を運転される方は、路面状況の悪化に注意してください。
一方、関東以西は17日(火)にかけて晴れる所が多いでしょう。

↓17日(火)の風の予想↓

北日本は強風に注意

18日(水)~19日(木)は、移動性高気圧に覆われます。このため、西日本から北日本の広い範囲で爽やかな秋晴れとなるでしょう。洗濯物の外干しや布団干しに日差しを活用したり、青空の下で秋を楽しまれるのも良いのではないでしょうか。

20日(金)は、発達しながらサハリン付近へ進む低気圧から延びる前線が、北日本から西日本を通過します。このため、全国的に雲が多くなり、日本海側を中心に雨が降るでしょう。前線が通過する際は、一時的にザっと雨脚の強まる所もある見込みです。風も強まる可能性があるため、短時間に降る強い雨や強風に注意してください。

↓20日(金)の雨雲の予想↓

日本海側を中心に雨脚が強まる

低気圧や前線が通過した後の週末21日(土)は、一時的に西高東低の気圧配置となります。北陸から北の日本海側では雨の降る所が多く、この時期としては強い寒気が流れ込むため、北日本では標高の高い所を中心に雪が降る見込みです。峠道などで車を運転される方は、再び路面状況の変化に注意してください。

↓21日(土)の予想気圧配置↓

次第に西高東低の気圧配置に

今週も寒暖差に注意が必要です。最高気温は西日本や東日本で25℃前後の日が多く過ごしやすいですが、朝晩は15℃を下回る所もあり肌寒く感じられる日もあるでしょう。一日の気温差が大きいため、服装で上手に調節してください。
また、寒気の影響を受けやすい北海道では週の中での気温の変化が大きく、週末の21日(土)は西日本でも日中も20℃前後までしか気温の上がらない所もある見込みです。
寒暖差が大きくなると体調を崩しやすくなるため、規則正しい生活を心がけてお元気にお過ごしください。

(気象予報士:むーらん)

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