8月は猛烈な暑さでスタート

夏の太平洋高気圧が勢力を強め、8月スタートは猛烈な暑さとなりそうです。熱中症対策を心がけ、体調管理に十分注意するようにしてください。

◆今週の天気のポイント
・猛暑が続く、体温超えの危険な暑さも
・熱中症警戒アラートを活用して対策を
・北日本では週中ごろにかけて大雨注意

東日本や西日本では、向こう1週間も最高気温が35℃前後の猛暑が続くでしょう。特に8月1日(月)は体温を超えるような危険な暑さになる所もあり、最高気温は福井、舞鶴(京都)、豊岡(兵庫)、鳥取などで38℃が予想されています。熱中症の危険度が極めて高く、万全の対策が必要です。

(環境省 熱中症予防情報サイトを参考に作成)

熱中症の危険度が極めて高くなると予想された場合は、環境省と気象庁から熱中症警戒アラートが発表されます。

アラートが発表されたら外出はできるだけ控え、暑さを避ける行動をとることが大切です。屋外での運動は原則中止し、高齢者や子供、持病のある方など、熱中症のリスクが高い方への声がけもお願いします。また、のどが渇く前に水分を補給し、昼夜問わずエアコンを使用するなど、普段以上の熱中症予防を実践するようにしてください。

東日本や西日本では晴天傾向が続きますが、北日本では週中ごろにかけて大雨に注意が必要です。台風5号から変わる熱帯低気圧が北日本に湿った空気を持ち込むため、大気の状態が不安定となるでしょう。

北日本は8月1日(月)~2日(火)にかけて雷を伴った激しい雨が降り、2日(火)を中心に大雨となる恐れがあります。3日(水)ごろまで雨の残る所が多く、雨量が多くなるでしょう。今後も、朝イチ!などで最新の情報を確認し、雨の降り方に十分ご注意ください。

※文中の予想最高気温は、7月31日(日)11時発表の気象庁予報を参考

(気象予報士:まりー)

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