冬型非常に強まる!大雪・暴風雪による影響に警戒を

今週の天気のポイント
・北日本を中心に大雪、暴風雪、高波に警戒、山陰~北陸も降雪が強まり積雪が急増するおそれ

10日(月)は成人の日。沖縄や奄美では生憎の天気となり雨が降る所もあるでしょう。西日本~北日本は太平洋側を中心に、日中は晴れる地域が多くなる見込みです。
最新の天気予報を確認して大切な節目の日を迎えてください。

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連休明け11日(火)の天気は全国的に下り坂。低気圧が発達しながら日本付近を進みます。一時的に日本の南から暖かい空気が入るため、広く雪の降る北海道の他では雨が降る地方が多いでしょう。積雪の多い地域ではなだれに注意が必要です。

12日(水)から次第に冬型の気圧配置が強まり、14日(金)にかけて山陰から北海道の日本海側を中心に広い範囲で雪が降ります。このため大雪となり北陸や東北~北海道の日本海側では暴風雪に警戒が必要です。また日本海は大しけとなるため高波にも警戒してください。

猛吹雪による極端な視程の悪化や吹きだまり、また路面凍結などで交通障害が発生し、暴風や積雪の急増により公共交通機関が大幅に乱れるおそれがあります。
最新の天気予報や気象情報を確認し、早めの買い物や外出の予定を変更するなど大雪への備えをお願いします。

予想天気図(冬型の気圧配置が強まる)

一方、東日本~西日本の太平洋側は晴れる日が続く見込みです。ただし北寄りの強い風は体感温度を大きく下げます。防風対策をしてマフラーや手袋、耳当てなどシッカリと防寒対策をしましょう。また空気が乾燥する地域では火の取扱いには十分に注意をしてください。北陸~北海道の日本海側は、週末にかけても寒気の影響を受けるため雪が降りやすい状態が続き、積雪がさらに増えるおそれがあります。

沖縄は今週も冬らしい空もようが続きます。曇る日が多く時々雨も降るでしょう。気温も低めの日が続くため暖かい服装でお過ごしください。

(気象予報士:たけねこ)

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