近年稀にみる強い寒気の影響で日本海側は広い範囲で大雪となっており、四国や近畿南部などの太平洋側でも雪雲が流れ込んだ所がありました。東京都心でも24日夜には平年より21日、昨年より29日遅い初雪が観測されるなど今季一番の寒気の影響が出てきています。
この先2月までは寒気の影響を受けやすい日が続きそうですが、3月になると急に春めいて暖かい日が多くなるでしょう。
向こう3ヶ月(2~4月)は東・北日本を中心に高温傾向となる見込みです。2月は寒気の影響を受けやすく全国的にほぼ平年並みの気温傾向となる見通しですが、3月以降は各地で春らしく暖かい日が多くなるでしょう。冬物コートの出番は次第に少なくなりそうです。
向こう3ヶ月の降水量は前線や低気圧の影響を受けにくい沖縄・奄美地方や西日本の太平洋側で少雨傾向となるでしょう。2月までは冬型の気圧配置が強まって日本海側でまとまった降雪となる可能性がありますが、3~4月は全国的に春らしく数日周期で天気が変わる見込みです。
(気象予報士:きっしー)