14日(土) 日最高気温の平年差 (出典：気象庁)
先週は季節外れの暖かさとなり、3～4月並みの気温を観測した所が多くなりました。13日(金)は全国91地点で1月の観測史上最も高い気温を更新し、14日(土)は20地点以上で25℃以上の夏日を観測しています。
一方、今週は北から寒気が流れ込み、全国的に冬らしい寒さが戻る見込みです。週末には冬型の気圧配置が強まり、北日本を中心に荒れた天気となるでしょう。
◆今週のポイント
・春の暖かさから一転、厳しい寒さに
・関東は雲が多く、冷たい雨や雪の所も
・週末は寒波襲来、日本海側は大雪の恐れ
週明け16日(月)は北日本の日本海側で断続的に雪が降り、北陸から山陰も雨や雪となるでしょう。太平洋側も雲が多く、関東では冷たい雨が降る見込みです。
17日(火)～18日(水)は関東の南を低気圧が通過する見込みで、関東周辺は曇り空となるでしょう。低気圧の進路や寒気の程度によっては、関東にも雨雲や雪雲が掛かり、東京都心でも初雪となる可能性があります。今後の情報に十分ご注意ください。
19日(木)～20日(金)頃は低気圧が発達しながら北日本を通過し、次第に冬型の気圧配置が強まる見込みです。上空に強い寒気が流れ込み、21日(土)は日本海側の広い範囲で雪になるでしょう。風も強まり、大雪や猛吹雪となる恐れがあります。
太平洋側は晴れる所が多くなりますが、こちらも北寄りの季節風が強まるでしょう。気温は全国的に平年を下回り、厳しい寒さになる見込みです。体調管理に十分注意し、万全の寒さ対策をなさってください。
（気象予報士：まりー）
