12月22日は二十四節気の冬至（とうじ）。一年で最も夜が長く、最も昼が短い日です。昔から冬至は寒さを乗り切るためカボチャを食べ、ゆず湯に浸かるなどして無病息災を願います。この先は先週までの予報と変わり、年末年始にかけて西回りで強い寒気が流れ込む予想となっておりますので、風邪などを引かれませんよう体調管理にご注意ください。
平均気温の傾向（12/17～1/16）
向こう1ヶ月（12/17～1/16）はアリューシャン低気圧と中国大陸からの高気圧の張り出しが強く、日本付近は冬型の気圧配置が強まりやすい見通しです。そのため、関東以西を中心に低温傾向となり、年末年始にかけて厳しい寒さが予想されています。北日本は来週頃に南風が流れ込んで昇温する期間がありますが、それ以外では平年より低い気温傾向となるでしょう。
降水量の傾向（12/17～1/16）
向こう1ヶ月は気圧の谷や寒気の影響を受けやすく、日本海側を中心に多雨傾向となるでしょう。寒気が強い予想のため、山陰から北陸以北は雪の日が多くなりそうです。帰省時期に大雪となるおそれがありますので、最新の気象情報を確認し無理のない行動を心掛けましょう。
（気象予報士：きっしー）
