台風14号は非常に強い勢力を維持しながら17日(土)にかけて大東島地方や奄美地方に、18日(日)にかけて九州地方に接近し、その後は進路を東よりに変えて19日(月)から20日(火)ごろにかけて本州付近を北東に進む見込みです。
西～東日本の太平洋側は台風周辺の湿った空気の影響で、北海道は前線の影響で台風が接近する前から断続的に雨が降り、まとまった雨となる見込みです。18日(日)～20日(火)ごろにかけては西～北日本付近を台風本体の発達した雨雲が通過する予想で、各地で大雨による土砂災害や低地の浸水、川の増水や氾濫に警戒が必要です。
また、全国的に非常に強い風が吹き、海上や沿岸の海域では波が高くなる見込みです。奄美地方や九州地方では屋外活動が極めて危険な猛烈な風が吹き、沖縄・奄美地方や西日本では猛烈にしけるところがある見込みです。高潮による浸水にも警戒が必要です。崖や川、海岸付近には近づかないようにして下さい。
↑台風の備えを
なお、19日(月)以降の台風の予想進路が定まっておらず、荒天のピークが変わる可能性もあります。最新の気象情報を確認するようにして下さい。大雨や暴風、高波や高潮などへの対策、非常用持出品の確認など早めに備えをお願いします。
(気象予報士：みやっち)
