6月21日は二十四節気の夏至(げし)。一年で最も昼が長く、夜が短い日です。この頃から日に日に暑さが増していき、本州付近は梅雨本番となります。
向こう1ヶ月(6/18~7/17)は日本付近を流れる偏西風が平年より北側を流れやすくなるでしょう。暖かい空気に覆われて全国的に高温傾向となる見込みです。各地で蒸し暑い日が多く、特に西日本は6月末にかけて季節先取りの暑さが予想されますので、万全の熱中症対策をなさってください。
向こう1ヶ月は梅雨前線が本州付近に停滞しやすく、西・東日本は梅雨空が続く見込みです。また、北日本は前線と気圧の谷の影響で雨の日が多くなるでしょう。まとまった雨となる可能性がありますので、避難場所や避難経路を確認するなどの大雨への備えをなさってください。一方、沖縄・奄美地方は前線が離れるため晴れの日が増え、来週にも梅雨明けが発表される可能性があります(平年の梅雨明け:沖縄は6/21ごろ、奄美は6/29ごろ)。
(気象予報士:きっしー)