今週の天気のポイント
・スッキリと晴れる日は少なく、まとまった日差しは計画的に活用を
・後半は再び季節先取りの陽気、西~東日本は夏日になる
・花粉対策の継続を、特に東北で飛散のピーク続く
18日(月)~19日(火)は、東日本の太平洋側を中心に雨が降りやすくなり、東北南部や、北海道、沖縄でも雨が降る所がある見込みです。一日中降り続ける雨ではありませんが、外出の際には折り畳み傘があると安心です。
20日(水)になると本州付近は高気圧に覆われるため、西日本から北日本の広い範囲で晴れる見込みで、沖縄・奄美も晴れ間が期待できそうです。21日(木)からは全国的に雲も多くなる見込みのため、20日の日差しをしっかり活用してください。北海道では南寄りの風が強めに吹きやすくなる状態が週末にかけて続く可能性がありますので、強風に注意が必要です。
予想天気図 広く高気圧に覆われる
週末は広い範囲で雨が降り、大気の状態が不安定になるため局地的に雷を伴い強く降る可能性もあります。週末に旅行などお出かけの予定がある方は、今後の天気予報の変化を確認して計画を立ててください。
花粉の飛散は西日本などで落ち着き始めていますが、まだ多い日もあります。特に東北では非常に多く飛散する日が続く可能性がありますので、引き続きしっかりと対策をしましょう。また沖縄ではすでに紫外線も強くなっています。季節が進むにつれて日焼け止めやサングラスなど対策も必要です。
先週は台風1号の影響もあり、関東や北日本などで冬のような寒さの日がありました。今週前半は全国的に平年並みかやや高くなる見込みで、過ごしやすくなるでしょう。後半は全国的にグッと気温が上がります。最高気温は、北海道や東北北部で20℃前後まで上がり、東北南部、東日本、西日本では25℃を超えて夏日になる地域が多くなりそうです。
まだ暑さに体が慣れていない時期です。意識的に水分を取るなど、体調管理に気を付けてください。
20日(水)は、二十四節季の春季の中では最後の節季「穀雨」。穀物に恵みの雨が降り注ぐ時期を迎え、これから次第に降雨量が多くなっていきます。
大雨に対する備えなど、防災への意識が大切です。
(気象予報士:たけねこ)