日本付近は冬型の気圧配置が続いて日本海側を中心に大雪となっています。また、強い寒気の流れ込みにより寒気内小低気圧と呼ばれる渦が発生して秋田県秋田市で竜巻が発生するなどの影響が出ています。来週は南岸低気圧の影響で西日本などを中心に一時的に寒さが緩みますが、2月上旬からは再び厳しい寒さとなりそうです。
向こう1ヶ月(1/22~2/21)は関東以西の太平洋側を低気圧が通過しやすく、寒気の影響を受けるのは北日本が中心となる見込みです。そのため、2月初めにかけては沖縄・奄美地方や西日本は高温傾向、北日本は低温傾向となるでしょう。その後は全国的に冬らしい寒さが続く見込みです。
向こう1ヶ月は低気圧の影響を受けやすい沖縄・奄美地方や西日本の太平洋側を中心に曇りや雨の日が多いでしょう。通過する低気圧の位置や勢力、上空に残る寒気などによっては関東以西の太平洋側でも雪が降る可能性があります。最新の気象情報に留意してください。一方、北日本は高気圧に覆われやすく、太平洋側は雪や雨の日が少なくなりそうです。
(気象予報士:きっしー)