この先も南岸低気圧に要注意

6日の首都圏での大雪により様々な交通機関が欠航や運休となり、車の立ち往生や交通事故などトラブルが相次ぎました。南岸低気圧は首都圏に大雪をもたらす典型的なパターンですが、予測が難しいのが現状です。この先1ヶ月(1/8~2/7)でも再び南岸低気圧の影響を受ける可能性がありますのでご注意ください。

平均気温の傾向(1/8~2/7)

向こう1ヶ月は年末年始ほどの強い寒気が流れ込む可能性は低い見通しで、北日本を中心に冬型の気圧配置になりにくいでしょう。そのため、北日本では高温傾向、その他の地域では平年と同様の気温傾向となる見込みです。ただ、これから最も寒い時期となりますので万全の寒さ対策をなさってください。

降水量の傾向(1/8~2/7)

冬型の気圧配置にはなりにくいですが、本州付近は低気圧や前線の影響を受けやすいため、沖縄・奄美地方や西~北日本の太平洋側は曇りや雨(雪)の日が多いでしょう。関東地方などでも雪の降る日がありそうです。日本海側の地域は平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。ただ、低気圧通過の際に一時的に暖気が流れ込むことが考えられますので、融雪や路面状態の悪化に注意が必要です。

(気象予報士:きっしー)

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