季節は冬へ 西ほど季節進む

11月7日は二十四節気の立冬(りっとう)。暦の上では冬が始まります。この先1ヶ月(11/6~12/5)は西の地域ほど季節の移ろいが感じられますが、北日本ではもうしばらく季節が足踏みしそうです。

平均気温の傾向(11/6~12/5)

北日本は暖かい空気が流れ込みやすいため、11月中旬まで高温傾向が続くでしょう。その後は季節が進み、平年並みの気温に戻る見通しです。
一方、西日本や沖縄・奄美地方は西回りで流れ込む寒気の影響で低温傾向となるでしょう。特に沖縄・奄美地方は11月中頃にかけて気温がかなり低くなる予想となっており、農作物の管理などに注意が必要です。
東日本はこの時期らしい気温となる日が多いでしょう。

降水量の傾向(11/6~12/5)

向こう1ヶ月は北日本の太平洋側では気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすいため、曇りや雨の日が多くなる見込みです。その他の地域は平年と同様に日本海側は曇りや雨または雪の日が多く、太平洋側は晴れの日が多いでしょう。

(気象予報士:きっしー)

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