台風14号は猛烈な勢力を維持しながら沖縄の南海上を北上しており、先島諸島を中心に南寄りの風が強まり、沿岸海域ではうねりを伴って波が高くなっています。
台風14号は12日(日)午後に非常に強い勢力で先島諸島に接近する見込みで、八重山地方では樹木や電柱が倒れるような猛烈な風が吹き、沿岸海域は猛烈なシケとなる見込みです。台風周辺の発達した雨雲がかかり大雨となるおそれもあります。崖や沿岸部から離れた頑丈な建物の中で身の安全を確保してください。また、停電に備えて懐中電灯や充電器などの準備をしておきましょう。
また、台風から離れた西・東日本も周辺の湿った空気の影響で太平洋側を中心に曇りや雨のスッキリしない天気となり、九州南部なども断続的に雨雲がかかり大雨となるおそれがあります。さらに台風14号は東シナ海を北上したのち、進路を次第に東寄りに変えて来週後半にかけて西・東日本にも影響を及ぼす可能性があります。今後の気象情報にご注意ください。
（気象予報士：みやっち）
