各地で猛烈な暑さが続いており、8月5日には今年初めて猛暑日地点が200を超えました。
7日は二十四節気の立秋(りっしゅう)。暦の上では秋になりますが、この先1ヶ月(8/7~9/6)は東・北日本中心に厳しい残暑となりそうです。
向こう1ヶ月は太平洋高気圧が関東以西に張り出しを強め、北日本に向かって南からの暖かい空気が流れ込みやすくなる見込みです。そのため、東・北日本を中心に例年以上の厳しい残暑となるでしょう。熱中症の危険性が高い状態が続きますので、健康管理や農作物の管理にご注意ください。一方、沖縄・奄美地方は8月中頃にかけて湿った空気の影響で雲が広がりやすく低温傾向となりそうです。
湿った空気の影響で北日本や西・東日本の日本海側は曇りや雨の日が多くなるでしょう。太平洋高気圧に覆われやすい太平洋側は晴れる日が多い予想ですが、8~9月は台風シーズン。熱帯低気圧や台風などの影響で大雨となる可能性がありますので注意が必要です。
(気象予報士:きっしー)