宮城石巻付近に上陸 東北大雨に警戒

台風8号は特異なコースで東北地方に接近し、28日(水)午前6時前に宮城県石巻市付近に上陸しました。宮城県に上陸したのは1951年の統計開始以来初となります。

東北地方では太平洋側を中心に断続的に雨雲がかかっており、局地的に1時間に30ミリ以上の激しい雨が降っています。また、海上や沿岸部では風が強く海上は大しけの状態が続いています。崖や川、海岸付近など危険な場所には近づかないようにしてください。東北地方の日本海側も午後にかけて激しい雨が降るおそれがあります。

台風8号はこのあと東北地方を縦断したのち、日本海で温帯低気圧に変わる見通しですが、本州付近には暖かく湿った空気が流れ込んでおり、また上空には寒気が居座っているため、東日本や西日本も大気の状態が不安定となります。山沿いを中心に所々で雨雲が発現し、平野部も局地的に激しい雨や雷雨となるおそれがあります。天気の急変にご注意ください。

最新の雨雲の動きは雨レーダーでご確認ください。

天気の急変にご注意

(気象予報士:みやっち)





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