沖縄で梅雨明け 本州付近は梅雨最盛期に

梅雨前線の活動が活発となり、西・東日本の太平洋側や奄美地方では断続的に雨が降っており、土砂降りの雨となっているところがあります。また、これまでの大雨で東海や関東甲信地方を中心に土砂災害の危険度が高まっている地域がありますので、崖などの急斜面から離れた場所で身の安全を確保しましょう。

3日(土)09時の予想天気図

↑3日にかけて太平洋沿岸に前線停滞

梅雨前線は3日(土)午前にかけて西・東日本の太平洋沿岸に停滞する見込みで、東海や近畿、関東甲信を中心に大雨に警戒が必要です。

その後、前線は日本海~東日本付近まで北上し、西日本~東北地方の広範囲に暖かく非常に湿った空気が流れ込む見込みです。そのため、この週末から来週にかけては西・東日本の太平洋側のほか、日本海側や東北地方も雨脚が強まり大雨となるおそれがあります。

4日(日)09時の予想天気図

↑前線北上 日本海側も雨脚強まるおそれ

7月に入り、本州付近で梅雨末期の大雨の季節を迎えています。お住まいの地域の災害リスクや避難場所などを今一度確認しておきましょう。

一方、沖縄地方は2日(金)に梅雨明けを迎えました。平年より11日、昨年より20日遅い梅雨明けです。梅雨期間中の降水量は平年より多くなったところが多く、那覇では平年のおよそ2倍の降水量となりました。奄美地方の梅雨明けも近いでしょう。

梅雨期間中(5月5日~7月1日)の降水量(速報値)

(気象予報士:みやっち)





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