◆今週の天気のポイント
・週前半は北~西日本で晴天が続く、日差しの有効活用を
・この時期としては気温高め、東京でも真夏日に迫る暑さが続く
・週末は関東甲信なども梅雨入りの可能性
週の前半は北日本~西日本にかけて晴れる所が多く、日差しを有効活用するチャンス。ただし、週明けの7日(月)は東日本~西日本の太平洋側で雲が取れにくく、8日(火)は北日本で雲が広がりやすくなりますが、大きな天気の崩れはないでしょう。紫外線が強いため、洗濯物を干す間や少しの外出など短い時間でも紫外線対策が必要です。
週の後半は、晴天をもたらす高気圧の中心が東へ離れ、天気は下り坂となります。西から雲が広がり、週末は雨の降る所がありそうです。この雨により、関東甲信や北陸、東北でも梅雨入りとなる所があるかもしれません。梅雨入りの平年日は、関東甲信は6月7日ごろ、北陸は6月11日ごろ、東北南部は6月12日ごろ、東北北部は6月15日ごろ。今週末に発表があれば、関東甲信は平年より数日遅い梅雨入りとなります。
↓予想気圧配置図↓
週後半は天気が下り坂
沖縄は雲が広がりやすく、週の前半は雨の降る日があるでしょう。週の後半は晴れ間がでて真夏日が続く見込みです。
最高気温は平年より高くなる所が多く、東海や西日本は真夏日の日もあります。東京でも日中は気温が30℃近くまで上がり、日差しも手伝い一層暑く感じられるでしょう。体がまだ暑さに慣れていない時期です。喉が渇いていなくてもこまめに水分を補給するなど、熱中症に注意して無理のないようお過ごしください。北海道でも夏日となり、この時期としてはかなり暑くなる見込みです。
梅雨の風物詩アジサイが見頃を迎えつつあります。気分が沈みがちのこの季節に、爽やかな青や紫が癒しを与えてくれますね。感染対策をしっかりと行い、密にならないよう気を付けてアジサイを楽しみましょう。
(気象予報士:マドレーヌ)