日本付近は日本海に中心を持つ高気圧に覆われるでしょう。このため、全国的に晴れる所が多くなりますが、北日本では上空の寒気の影響ではじめ雲が広がりやすく、朝のうちまで雪か雨が残る所がありそうです。
4/26(月)09時の予想天気図
台風第2号から変わった低気圧は日本の東海上に遠ざかりますが、周辺では気圧の傾きが大きく、関東近海から小笠原諸島にかけては、北寄りの強風やうねりを伴った高波にご注意ください。
海上の風と波の予想09時
上空に流れ込んでいる寒気の影響で、日中の最高気温も昨日より1℃~4℃ほど低くなる所が多いでしょう。北海道のオホーツク海側で昨日より高くなりますが、5℃前後の予想で寒さが続きそうです。関東から北陸、山陰にかけての日本海側も10℃台までしか上がらず、少し肌寒いでしょう。東海から西の太平洋側では20℃以上の所が多いですが、九州や四国も夏日の地点は少なくなりそうです。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
朝のうちまで雲が広がりやすく、太平洋側では雪か雨が残る所があるでしょう。日中は各地とも日差しが戻る見込みです。
降水分布予想06・12時
日中の最高気温は、北海道の北部とオホーツク海側では5℃前後、他は7℃以上で函館は11℃まで上がる見込みです。東北は、北部や日本海側で11℃~13℃、南部の太平洋側では13℃~15℃位の予想です。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
すっきりとした青空が広がる所が多いでしょう。ただ、伊豆諸島南部から小笠原諸島では、昼過ぎにかけて雲の取れにくい状態が続き、朝のうちまでにわか雨の所がありそうです。また、海上は北寄りの風が続く、うねりを伴い波が高い見込みです。海のレジャーや船舶はご注意ください。
気象衛星雲画像03時
日中の最高気温は、北陸と長野では11℃~15℃、関東も16℃~18℃位の所が多く、お出かけの際は羽織るものが必要となりそうです。東海地方は18℃~22℃位の予想です。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
一日を通して安定した晴天に恵まれるでしょう。空気も乾き洗濯日和となりそうです。日差しが強くなる時期となり、九州や四国では紫外線が非常に強くなる所も出てきそうです。お出かけの方は日焼け対策をお忘れなく。
紫外線の予測分布図 12時の予測
(出典:気象庁HP)
日中の最高気温は、近畿から山陰にかけては15℃~19℃、他は20℃以上の所が多く、熊本や鹿児島では24℃前後の予想です。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
各地とも概ね晴れでしょう。高気圧の縁にあたる八重山地方では雲に覆われる時間が長くなりますが、天気の崩れる心配はなさそうです。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、奄美地方と大東島地方は23℃、沖縄本島と先島諸島は25℃~26℃位でしょう。
(気象予報士:むらさめ)