秋はどこへ?暑さ収まらず

9月に入りましたが、日本付近はまだ真夏並みの空気に覆われ、厳しい暑さが続いています。それに加えてフェーン現象が発生した日本海側では気温がグングン上がり、新潟県三条市などで9月としては観測史上初となる40℃を記録しました。来週も台風10号の通過に伴い、日本海側を中心に暑くなる予想ですので、熱中症にはご注意ください。

平均気温の傾向(9/5~10/4)

9月7日は二十四節気の「白露(はくろ)」。本格的な秋の到来が感じられる頃とされています。向こう1ヶ月(9/5~10/4)は全国的に朝晩は秋らしさが感じられるようになりますが、日中は気温が高く、残暑が長引くでしょう。

降水量の傾向(9/5~10/4)

九州地方に接近が予想されている台風10号の影響で、西日本の太平洋側では降水量が多くなる予想です。台風通過後も湿った空気が日本付近に流れ込みやすいため、沖縄・奄美地方や西日本の太平洋側を中心にこの先1ヶ月は降水量が多い傾向となるでしょう。

秋は秋雨前線や台風の影響で大雨災害が起こりやすい時期ですので、日頃からハザードマップや備蓄品を確認するなどの防災に対するちょっとした意識づけが大切です。

(気象担当:きっしー)

シェア!