九州・四国・中国地方は、夏の高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう。北海道も晴れ間が広がりますが、沖縄と近畿から関東、東北にかけては、気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨のぐずついた天気が続きそうです。大気の状態が不安定のため、局地的な短時間強雨、落雷や竜巻などの激しい突風にご注意ください。
7/31（金）09時の予想天気図
日中の最高気温は、昨日と同じか少し高めの所が多いでしょう。東海から九州、沖縄にかけては30℃以上の真夏日となる所が多く、厳しい暑さとなりそうです。熱中症の危険が高くなりますので、激しい運動は避け水分をこまめに補給するなど、積極的な対策を心がけましょう。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道は函館など道南では雲が多めですが、他は晴れる所が多いでしょう。ただ、太平洋側では所々で濃い霧のため見通しが悪くなるおそれがありますので、車の運転をされる方は安全運転を心がけましょう。東北は雲に覆われ、山形や福島など南部を中心に雨が断続し、午後からは雷を伴い一時激しく降るおそれがあります。急な強い雨、落雷や突風などの天気の急変に注意してください。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、北海道の太平洋側の沿岸部では20℃～23℃位、他は25℃以上の予想で、旭川や帯広など内陸部では29℃～30℃と暑さが厳しいでしょう。東北は25℃～28℃位の見込みです。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
東日本は引き続き雲に覆われやすく、北陸は一日を通して雨が断続し、ぐずついた天気が続くでしょう。新潟や関東では朝のうちまで雨足が強く、雷を伴い激しく降る所がありそうです。甲信から東海にかけては概ね曇りですが、午後は内陸部や山間部を中心に、にわか雨や雷雨があるでしょう。急な強い雨や落雷、突風などの天気の急変にご注意ください。
降水分布予想09・18時
日中の最高気温は、関東は25℃～28℃位で平年より低めですが、北陸は26℃～29℃、甲信と東海は30℃以上の所が多く、名古屋や岐阜では34℃まで上がる予想です。湿度も高い状態が続くため、うだるような暑さとなりそうです。熱中症対策を心がけましょう。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
九州と四国はよく晴れて、夕立は山間部の一部に限られそうです。強い夏の日差しが降り注ぎますので、紫外線対策を心がけましょう。中国地方は松江や鳥取など日本海側で雲が多めで雨のぱらつく所もありますが、広島など瀬戸内側の地方では概ね晴れる見込みです。近畿地方は曇りで、日中は北部の日本海側を中心に雨が断続するでしょう。
紫外線の予測分布図12時
出典：気象庁ホームページ
日中の最高気温は、各地で30℃以上となり、特に九州と四国では33℃前後まで上がる地点が多くなるでしょう。激しい運動を避け、水分をこまめに補給するなど熱中症対策を心がけてください。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美と大東島地方は概ね晴れますが、沖縄本島では昼前から夕方にかけて雨となる所が多いでしょう。先島諸島では湿った空気の影響で雨が断続し、雷を伴う所がありそうです。変わりやすい天気にご注意ください。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、32℃～33℃の予想で、厳しい暑さとなりそうです。
（むらさめ）
