【6/3 朝イチ！】九州は梅雨空へ　激しい雨に注意

南海上に停滞している梅雨前線が活発になりながら、西から北上しています。今日は西日本では天気が下り坂で、九州では南部から雨の範囲が広がり、一時的に雷を伴った激しい雨となる見込みです。夕方から夜にかけては四国でも雨が降り出す所が多そうです。東～北日本では概ね晴れますが、日中は大気の状態が不安定となり、内陸部や山間部の一部でにわか雨や雷雨があるでしょう。変わりやすい天気にご注意ください。沖縄は夏の高気圧に覆われ晴れる見込みです。

6/3（水）09時の予想天気図

日中の最高気温は、昨日と同じくらいの所が多いですが、関東から北では昨日を上回る所もあり、北海道でも夏日となる所がありそうです。東日本の太平洋側や内陸部、沖縄では30℃以上の真夏日となる所もあり、暑さが厳しいでしょう。

全国の天気と気温

■各地の天気のポイント

【北日本】(東北・北海道)

各地とも概ね晴れるでしょう。ただ、北海道の道南から道央にかけては、昼頃から夕方にかけ所々でにわか雨や雷雨がありそうです。急な強い雨、落雷・突風などにご注意ください。また、太平洋側の海岸平野部では濃い霧のため見通しが悪くなるおそれがありますので、車の運転をされる方は安全運転を心がけましょう。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、道北～道東の沿岸部をのぞき20℃以上となり、内陸部では広く夏日となり汗ばむ陽気となりそうです。帯広では28℃、山形や福島では29℃の予想です。

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

関東では朝のうちまで雲が広がる所もありますが、日中は各地で青空が広がるでしょう。ただ、午後は関東の山沿いの一部では雷雲が発達し、今日もにわか雨や雷雨がありそうです。天気の急な変化にお気を付けください。また、梅雨前線に近い小笠原諸島は曇り空が続き、午後から夕方にかけて時々雨となるでしょう。

降水分布予想13時

日中の最高気温は、各地で25℃以上の夏日となり、甲信から東海地方にかけては30℃以上の真夏日となる地点が多くなる予想です。こまめな水分補給や室内ではエアコンを上手に使うなど熱中症対策を心がけましょう。

【西日本】(九州・中国・四国・近畿)

九州南部では朝から梅雨空が戻り、雨の範囲は日中にかけて北部まで広がる予想です。特に南部では雨足が強まり、明日にかけて大雨となるおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意が必要です。その他の地方でも午後から次第に雲が広がりやすくなり、四国では夕方以降雨が降り出す所が多そうです。お出かけの方は雨具をご用意ください。

降水分布予想09時・18時